chi-poke’s blog

ポケモンの構築記事書いてます!

【S8 最終232位 R2023】武人ガブツツミ


こんにちは!
今回はS8で使用した構築記事になります。
並びは↓になります

TN ちー
最終順位 232位
最終レート 2023

TN スカーレット
最終順位 552位
最終レート 1968

 

 

【構築経緯】
現環境で自分ではサイクル構築を使う事ができないと思ったので最初から対面寄せて構築を考えました。

まずレギュDにおいて初手要因に欲しい要素として
・ディンルー展開を容易にさせない
・パオジアンの上から行動できる(氷柱怯みで初手から試合を崩さない)
・両ウーラオスの襷型、スカーフ型に対応ができる

上記3つが重要だと思い、条件を満たすポケモンを探した所、スカーフを持った「テツノブジン」が適任だと思い使用感も良かった為、構築の軸としました。

テツノブジンは炎、毒タイプ、サーフゴーに弱く、フェアリーテラスを誘発させる為、切り返しが出来る地面枠として「鋼チョッキガブリアスを採用。

テツノブジンが裏から出てくるエナジーハバタクカミの起点となる為、ブジンで削りを入れた後、スイープが出来る「鋼テラバテツノツツミ」を3枠目に採用しました。

4枠目には受けポケモンを高火力での崩しが出来る、キノガッサ等状態異常のケア、構築の見た目上フェアリー、鋼の一環を切れる枠として「眼鏡サーフゴー」を採用していましたが、後述する「ガチグマ」に崩しを任せる事にした為、ウーラオスカイリュー対し仕事ができ基本選出に組み込みやすい「HBサーフゴー」を採用しました。

テツノブジンの通りが悪い相手に対して初手から投げる事ができ単体性能の高い「襷パオジアン」と選出画面での圧力が強く、受けポケモンの崩し性能が高い「根性ガチグマ」の2体を保管枠に添えて完成としました。


【コンセプト】

・対面で打ち勝つ

・極力カイリューに隙を見せない


【個体解説】

テツノブジン @こだわりスカーフ

テラスタイプ:鋼
特性:クオークチャージ
性格:うっかりや
技構成:ムーンフォース/インファイト/テラバース/トリック
実数値:150(4)-151(4)-116(44)-182(204)-72-168(252)

調整意図
・HB…意地っ張りパオジアンの「つらら落とし+不意打ち」確定耐え
・S…最速100族抜き
・C…あまり

先発要因
ムーンフォースの火力を活かす為のC振り。

襷型がメジャーという事もあり蜻蛉帰りから入ってくるスカーフラオス咎めてeasy win
を量産してくれました。

「トリック」のおかげでディンルーに対して相手のテラスに依存せず安定性が上がるだけでなく、ドヒドイデモロバレル等本来後出しが安定するポケモンに対しても考慮外からの崩しが狙える点が高評価です。
道連れが警戒されやすいポケモンな為、積みアタッカーに対して裏から展開して積み技に対しての「トリック」が有効が刺さる展開も多くありました。

テラス権をこのポケモンに回す事は少ないですが、耐性を付ける際、元のタイプと合わせて優秀な鋼にしています。

元はテラバーストの枠は道連れを採用していましたが終盤初手ハバカミを投げられる事が増えてきたので無理矢理突破する択が取れるよう「鋼テラバースト」に変更しました。

(初手オオニューラ対面でテラス吐いてフェイタルクローを無効して数的有利を取ったりもしました)

ガブリアス @突撃チョッキ

テラスタイプ:鋼
特性:鮫肌
性格:陽気
技構成:地震/逆鱗/アイアンヘッド/ドラゴンテール
実数値:183-182(252)-115-x-106(4)-169(252)

調整意図
・AS特化

今期のチョッキ枠
テツノブジン、後述するパオジアンとの攻めの保管が良く、
テラス込みでハバタクカミやパオジアン、ミミッキュ等に強く出れる点が高評価でした。

対面でテラス竜舞してくるカイリューに対して「ドラゴンテール」で流し裏で詰めるプランが立てやすく非常に使用感が良かったです。

草分け最速ガチグマ、最速ウーラオスの上を取れるように最速。

チョッキ型に関わらず環境に通りがいいポケモンだと感じました。

テラスは耐性変更、ブジンと攻めの保管がとれる鋼タイプ。

 

■テツノツツミ @ブーストエナジー

テラスタイプ:鋼
特性:クオークチャージ
性格:臆病
技構成:ハイドロポンプ/フリーズドライ/テラバースト/身代わり
実数値:131-x-135(4)-176(252)-80-206(252)

調整意図
・CS特化

今期のMVP
鋼テラバーストで多くのハバタクカミを倒してくれました。

本構築では初手にフェアリーテラスを誘うポケモンを使うので「鋼テラバースト」がより活きる展開が多かったです。

従来の型に比べてハイドロポンプを打つ回数は少ない型で、詰め筋を明確にしやすい点がとても自分好みです。

上述したガブリアスの鋼テラス同様、ブジンと攻めの保管が取れてるだけでなく
カイリューの神速、ハバカミのムンフォ、サフゴのゴルラ等を半減でき受け方面でも非常に優秀なテラスでした。

 

■サーフゴー @ゴツゴツメット

テラスタイプ:水
特性:黄金の体
性格:図太い
技構成:ゴールドラッシュ/祟り目/自己再生/電磁波
実数値:193(244)-x-161(252)-155(12)-111-104

調整意図
・ほぼHB特化

電磁波マシン。

ラオスを筆頭にあらゆるポケモンに「電磁波」を入れまくって、「自己再生」で麻痺待ちし、HP管理をした上で相手のポケモンを突破する単体性能の高さ、電磁波と合わせてガブ、パオジアンで麻痺怯みを押し付けれる点も相性が良かったです。

対パオジアン、ハバカミ意識で気合玉でなくゴールドラッシュで採用しました。

ミミッキュ+トリルエースに対して呪いでの自主退場を許さずトリルターンを稼げる点など評価点を上げるとキリがありませんが、あらゆる点で優秀でした。

テラスはパオジアン、水ラオス意識の水タイプ。

 

パオジアン @気合の襷

テラスタイプ:霊
特性:災いの剣
性格:陽気
技構成:氷柱落とし/噛み砕く/せいなるつるぎ/不意打ち
実数値:155-172(252)-100(4)-x-85-205(252)

調整意図
・AS特化(ミラー意識最速)

襷枠。
テラバースト、カタストロフィ、剣の舞の採用も考えましたが、
どの技も変えずらかったので一番スタンダードな技構成にしました。

ステロを撒いてこない構築に対して裏から投げてスイープしたり、氷柱怯みも含めて純粋に強い。
テラスはカイリューの神速意識でゴーストタイプ。

 

■ガチグマ @火炎玉

テラスタイプ:水
特性:根性
性格:いじっぱり
技構成:空元気/地震/噛み砕く/剣の舞
実数値:223(140)-209(236)-126(4)-x-85(92)-75(36)

調整意図
・H…16n−1
・A…11n
・S…麻痺準速ウーラオス抜き
・D…余り

崩し枠。

受け系統の構築など明らかに通りがいい場合に出していたので選出率はかなり低めでしたが、選出画面にいるだけでクッション枠を投げづらくさせる事で、
対面選出を意識させる=こちらのサーフゴーを絡めた基本選出のパワーが上がるという狙いがありました。
(この辺は自分の中でしっかり言語化できてないので今後煮詰めていきたい)

ミミズズや風船サフゴ、霊テラス浮遊などの対策枠で止まらないように「噛み砕く」
崩しの性能に特化する為「剣の舞」を採用しました。

このポケモンのおかげで終盤受け系統の構築には一度も負けませんでした。

テラスは水ラオス、パオジアン意識の水タイプ。

【多かった選出】

ブジンorパオ+サフゴ・ガブ・ツツミから2匹

受け駒の多い構築に対して
ブジン+サフゴ+ガチグマ

 

【最後に】

普段は2000乗ったら撤退していましたが、今期は構築にも自信があったので2桁目指しましたが届きませんでした。
ただレート2000から潜れたのは自信に繋がったので今後もチャンスがあれば目指したいです!

 

ここまで見て頂きありがとうございました!



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